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派遣社員は面接がない!採用・不採用の決め方、面談や顔合わせの対策は?
派遣社員として働くメリットはたくさんありますが、その1つとして採用ハードルが正社員の面接に比べて低いことです。
派遣会社に登録することで、自分の希望に合った仕事を紹介してもらえる場合もあるので、正社員になるよりも早く仕事を見つけやすい場合もあります。
実際に派遣先で働く前には、面接ではなく「職場見学」という形で、企業の担当者と顔合わせをする機会があるので、職場見学の際の派遣先に与える第一印象は非常に重要です。
では、どこで採用・不採用が決まるのでしょうか。この記事では、派遣社員の採用・不採用の決め方や、面談や顔合わせの対策について解説します。
派遣社員の採用・不採用の決め方
派遣社員の採用・不採用は、基本的には派遣会社が決めます。
では採用・不採用までの流れですが、まずは派遣会社に登録した人のスキルや経験、希望条件などをもとに、派遣会社が派遣先の企業に紹介します。
次に、派遣先の企業は、紹介された人のプロフィールシートを見て、仕事内容や勤務条件に合っているかどうかを判断し、もし欲しい人材とマッチしていれば「職場見学」を行うことになります。
この職場見学は大事な派遣先の企業に紹介して問題ない候補者なのかを派遣会社としてもチェックする場でもあるため、ここで採用・不採用が決定します。職場見学の印象次第では、派遣会社よりお断りされてしまうこともあるので職場見学での第一印象には注意しましょう。
職場見学の対策方法
職場見学は、面接とは異なりますが、それでも重要な場です。
また職場見学の印象次第では、派遣会社からお仕事の紹介をしてもらうことができないなんてこともあります。
そこで、以下のような対策をしておくと良いでしょう。
- 服装や身だしなみに気をつける
職場見学の際には、カジュアルな服装でも構いませんが、清潔感や品位は大切です。
汚れたりしわくちゃな服や靴は避けましょう。また、髪型やメイクもきちんと整えましょう。
派遣先の企業の業種や雰囲気に合わせて、服装や身だしなみを調整することも大切ですので、迷う場合は、派遣会社の担当者に相談することをおすすめします。
- 挨拶やマナーに気をつける
職場見学の際は、派遣先の企業担当者に対して、最初の挨拶や最後のお礼が印象に残ります。明るく元気な声で、笑顔で挨拶しましょう。
また、名刺交換や座席の案内などのマナーも忘れずに行いましょう。
相手の目を見て話すことや、うなずきながら聞くことも、コミュニケーションの基本ですので、不安な場合は服装・身だしなみ同様に派遣会社の担当に相談しましょう。
- 自分の強みやモチベーションを伝える
職場見学では、派遣先企業の担当者に自分のスキルや経験だけでなく、自分の強みやモチベーションも伝えましょう。
例えば、「この仕事に興味がある理由は何ですか?」や「この仕事でどんな成果を出したいですか?」といった質問には、具体的で熱意ややる気をアピールできる回答をしましょう。
自分の目標や志向性を示すことで、派遣会社の担当者と派遣先企業の担当者双方に信頼感や期待感を与えることができるでしょう。
- 質問には正直に答える
派遣の登録面談や職場見学では、自分の経歴やスキルに関する質問が出ることがあります。
その場合は、正直に答えましょう。嘘をついたりごまかしたりすると、後でバレて信用を失うことになります。
また、自分に不利なことでも、前向きに捉えて話すことが大切です。
例えば、「ブランクがあるけれど、その間に勉強したことは何ですか?」という質問には、「ブランクがあることは事実ですが、その間に〇〇の資格を取ったり、〇〇のスキルを磨いたりしました。今回の仕事では、それらを活かして貢献したいと思っています」というような回答などがおすすめです。
まとめ
採否の判断はすべて派遣会社が決めますが、派遣社員は正社員に比べて採用ハードルが低く早く仕事を見つけやすいというメリットがあります。
そのため、派遣会社は面接ではなく、あなたを派遣先に紹介して問題ない人材なのかをチェックします。だからこそ、第一印象が非常に重要になります。
万が一、印象が悪ければ、派遣会社からお仕事の紹介をしてもらえないなんてこともありえるため、派遣社員として働く際には、最低限のマナーや挨拶をしっかりと心掛けることが重要です。